2023年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)第2回調査結果 (サービス産業生産性協議会)

日本生産性本部  サービス産業生産性協議会では、この度、2023年度「JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)」第2回調査として、7業種(通信販売、エンタテインメント、フィットネスクラブ、銀行、ガス小売、QRコード決済、電子マネー)の顧客満足度を発表しました。

本調査は、サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」等を数値化・可視化して、企業や業種の成長に資する情報として用いることを目的とした日本最大級の顧客満足度調査です。顧客満足度並びに関連指標の計9 指標を調査しています。9 指標のうち、特に経営目標に活用しやすい「顧客満足」「推奨意向(おすすめ度)」「感動指標」の3 指標の結果は以下の通りです。

  • 9 指標については、プレスリリースp.5 指数化の方法を参照。各指標の結果については別添・詳細資料参照。

 

各業種の1位企業・ブランド

顧客満足:利用して感じた満足の度合いを示します。 推奨意向(おすすめ度):利用したサービスの内容について、肯定的に人に伝えるかどうかを 示します。感動指標:該当企業・ブランドを利用した際に感動や驚くような経験をどの程度したかを示します。

業種顧客満足推奨意向(おすすめ度)感動指標
通信販売ヨドバシ・ドット・コムヨドバシ・ドット・コムヨドバシ・ドット・コム
エンタテインメント宝塚歌劇団宝塚歌劇団宝塚歌劇団
フィットネスクラブカーブスカーブスカーブス
銀行住信SBIネット銀行ソニー銀行auじぶん銀行
【特別調査】
ガス小売
西部ガス西部ガス西部ガス
【特別調査】
QRコード決済
楽天ペイ楽天ペイd払い / PayPay
【特別調査】
電子マネー
QUICPayiDWAON

この調査は、統計的な手法による総計6万人以上の利用者からの回答をもとに実施する日本最大級の顧客満足度調査で、業種・業態(以下業種)横断での比較・分析ができ、かつ、6つの指標で顧客満足度構造とポジショニングをチェックすることが可能です。本年度は年4回に分け、30業種以上、約400の企業・ブランドの調査を行う予定です。「顧客の評価を起点とした業種を超えた競争」を促すことで、付加価値や顧客満足を高める経営が日本全体に広がり、企業の成長と国際競争力の強化に役立つことを狙いとし、2009年度から発表を行っています。

サービス産業生産性協議会は、顧客満足度調査、優れたサービスの表彰、業務改善などを通してサービス産業のイノベーションと生産性向上を支援しています。

2022年度JCSI調査の各業種経年推移を取りまとめました。[2023.3.31]

JCSIを活用した企業分析や活用事例・最新結果を紹介する説明会を開催します。

《ご利用に関するご注意》
本発表内容は報道用です。ご利用の場合、目的が報道か報道以外かで、ご注意内容が異なります。
・報道目的 = 下記連絡先に、掲載予定のメディア名をご連絡ください。
・報道以外 = 下記連絡先に、利用許諾に関するお問合せをください。
※利用許諾なく、報道を除く(広告・販促等をはじめとする)企業活動に利用することを禁止します。

《出典掲載に関するお願い》
報道目的での出典掲載は、調査団体名と調査年度の記載をお願いしています。(下記例参照の事)
・「2023年度 サービス産業生産性協議会調べ」
・「サービス産業生産性協議会 2023年度第2回 JCSI調査結果 」

《大学・研究機関等に所属され、学術調査・研究目的で使用を希望される皆様へ》
本プレスリリースにて公開している情報であれば、出典明記のうえでご自由にご利用いただけます。 公表範囲外の情報の無償提供は原則行っておりません。
また、研究員・学生等個人の方への提供は行っておりません。必ず所属組織の責任者・指導教官等を通じてお問い合わせください。